お客様がお持ちになったのはテニスブレス調の豪華なブレスレットと1ctの立て爪ペンダント。
この作品は、「どちらもこのままでは絶対に着けない、もったいないので、それぞれ合わせて何とかならないか」とご相談頂きました。
ブレスの組み方をよ〜く見ると、同じパーツの列が3列並び、ジョイント部分を切り離して繋げれば、調度いいネックレスになると思いご提案。
メインとなるトップは3列のデザインを崩さず、お持ちの1ct立て爪ダイヤペンダントからダイヤを豪華にセッティングしました。
スマートで豪華なのはよかったのですが、細い為に裏返ったりと安定しない事が判明し、再度お客様にご相談した所、あまり着けていないK18の平オメガチェーンをお持ちでしたので、裏のロー付けに使わせて頂き、シッカリ安定し着け心地も良いたチョーカーに収まりました。
ピアスは、パーツ3列デザインを崩さず、下のポイントに1つ残して作る事で、調度チョーカーのトップと同じデザインとなり、全てのパーツを余すところ無く使い切ることが出来ました。
何処を切って、何処を切ってはいけないのか、慎重に鋸を入れ、ロー付け箇所も多い作品でしたので、少々大変でしたが、お客様に眠っていた物が生かされたと大変喜んで頂き、私も眠っていた3つのジュエリー達を生かしてあげられた事に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
beforeのブレスです↑
|